温泉旅館「しろうま荘」=長野県白馬村で

温泉旅館「しろうま荘」=長野県白馬村
 ◇「スキー伝来100周年、盛大に祝う契機に」

 世界の宿泊施設を対象に評価を競うコンテスト「ワールド・ラグジュアリー・ホテル・アワード2012」のラグジュアリースキーリゾート部門で、長野県白馬村の温泉旅館「信州白馬八方温泉 しろうま荘」(20室・定員計80人)が、最高賞(世界一)の「グローバルウイナー」に輝いた。過去の受賞はアメリカやカナダの一流大型ホテルで、日本の旅館の受賞は初めて。しろうま荘総支配人の丸山俊郎さん(38)は「身に余る光栄。今季は白馬にスキーが伝来し100周年なので、地域で一つになって盛大に祝うきっかけにしたい」と喜んだ。【大島英吾】

 コンテストは、南アフリカに事務局があり、07年に始まった。ラグジュアリーは英語で「ぜいたく」の意味。審査では、単に高価な設備やサービスではなく、おもてなしの独創性や満足度を基準に、宿泊客や旅行業者らがインターネット上で投票する。ビーチやシティーなど30部門で、世界一▽大陸一▽国内一--を決める。毎年、欧米やアジアなど各国から1000軒以上の宿泊施設がノミネートされ、今年は81カ国から参加があった。

 しろうま荘は、丸山さんの祖母が約70年前、自宅に大学生の旅行者を泊めたのがきっかけで開業。現在は家族4人で切り盛りする。白馬八方尾根スキー場まで徒歩5分と好立地で、冬季はオーストラリアなど海外のスキー客らが多いという。

 昨年12月、事務局から「客からノミネートの推薦があった」とメールが届き、コンテストに応募。推薦者がどんな客かは明かされていないという。今年6~7月の投票期間を経て、10月13日、マレーシアの首都・クアラルンプールのホテルで表彰式があった。

 現地を訪れた丸山さんは「歴史の浅いコンテストとはいえ、まさか世界一に選ばれるとは思わず、驚いた」。受賞理由を「地元の山菜や川魚を提供したり、素朴でアットホームな、おもてなしをしたりしたのが評価された。白馬の良さが客観的に証明されたと自信を持ち、更に温かく多くの人を歓迎したい」と分析する。旅館では客の満足度向上のため、夕食時に餅つきや茶会、和太鼓の演奏を開催するなど工夫しているという。

 コンテストでは、東京や福岡など都市部の大型ホテル3軒が別部門で国内一に当たる「カントリーウイナー」を受賞したが、国内で世界一に輝いたのはしろうま荘だけ。

http://mainichi.jp/select/news/20121029mog00m040029000c.html

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白馬の温泉旅館が世界一。素晴らしい事じゃないですか。下のurlから口コミを確認してびっくり。ほとんど外人さんじゃないですか!日本流の「おもてなし」というかホスピタリティーに満足されてるようですね。日本人の一歩先を見た気遣いに彼らは感動してくれているようです。昨年は飛騨高山あたりでも香港からのファミリーを見かけましたが、国内の旅行需要が減っている昨今、大事なお客さん。多いにdiscover Japanしていただいて海外に日本のいいところを発信して貰いましょう。

http://www.tripadvisor.jp/LocationPhotos-g1120615-d1868572-Hakuba_Onsen_Ryokan_Shiroumaso-Hakuba_mura_Kitaazumi_gun_Nagano_Prefecture_Chubu.html