豪雪警戒 ブロッキング高気圧で寒気居座り

豪雪警戒 ブロッキング高気圧で寒気居座り
産経新聞 1月26日(木)7時55分配信
 日本列島は広い範囲で寒気に覆われ、大雪と厳しい冷え込みに見舞われている。この寒さは、オホーツク海付近に発生した「ブロッキング高気圧」の影響で偏西風が蛇行し、上空に寒気が居座ったためとみられる。この冬型の気圧配置は2月上旬まで続くという。日本気象協会は「過去の記録的豪雪に匹敵する可能性もある」と豪雪への警戒を呼びかけている。


 気象庁日本気象協会によると、ブロッキング高気圧は1月中旬、北海道岩見沢市で観測史上最も深い194センチの積雪をもたらした今月16日の寒気に伴って、オホーツク海ベーリング海周辺で発生した。この高気圧に沿って、偏西風の寒帯前線ジェット気流が大きく蛇行した。この影響で、東進を妨げられた強い寒気が上空に居座った。23日夜からの首都圏の降雪は、これに加えて日本の南海上を低気圧が通過した影響とみられる。

 同協会は、こうした気圧配置が、昭和55年12月から56年1月にかけて死者100人以上を出した「五六豪雪」や、平成17年12月から18年1月にかけて、死者150人以上の被害が出た「平成18年豪雪」と類似していると指摘している。

 日本付近の上空約5千メートルには、マイナス36度以下の寒気が流れ込んでおり、気象庁によると、26日にかけて北日本から西日本の日本海側を中心に大雪になる見込み。26日夕方までの24時間の降雪量は多い所で、北陸80センチ▽関東甲信60センチ▽東北、東海、近畿50センチ▽北海道、中国40センチ▽九州北部20センチなどと予想している。

 気象庁が25日に発表した4月までの3カ月予報では、南米ペルー沖で海水面温度が下がり、フィリピン周辺に暖かい海水が蓄積される「ラニーニャ現象」の影響で、東日本から沖縄・奄美にかけて低温傾向となり、「春の訪れが遅れる」との見方を示している。

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    豪雪の話題にことかかないこの冬。でも東海北陸道を走っていて思うのが、昨年は美並あたりからチェーン規制があったような気がするが、今年は高鷲あたり。一見大雪が北に上がったような気がするが、火曜日に飛騨から帰ってきた際も、ひるがの高原当たりからの降り方はハンパではなかった。タイヤ云々よりも前が見えない!

【これも悲惨だけど】
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【なにが起きたらこうなるんだ?】
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