ペネトレーションヒーターを一巡入れ終えて
ペネトレーションヒーターを一巡入れ終えて
色 手塗り感 アイロン温度(ペーパー使用)
1.ピンク 余裕で伸びる 80度
2.紫 伸びる 90度
3.ブルー 伸ばせる 100度
4.緑 塗れる 110度
で一巡目終了。
アイロンで温めている場合との差というのは前にも書いたが、改めて整理すると
1.均一に温まっているため伸ばしやすい
2. 〃 薄く均一に入る(ビン下とかは中に金具があるせいか手応えや固まり方がかわるんだが、ペネだとそれがない。)
3.薄く均一に入っているためスクレイビング、ブラシが楽
4.アイロンを動かした後にワックスが溶けた状態にある長さが明らかに長い(溶けている時間が長い方が浸透?している気がする。)
5.ヒーター加熱後のソール面が風呂上りっぽくて(笑)頼もしい。
といったところか。
アイロンによる予温では、緑などはいくら気をつけていれても固まった際にはムラがあり、スクレイビングやブラッシングが均一の力では落とせない感があったが、今回は同じ力の調子で作業できた。この辺りは複数本の板を持って連戦に備える人にとっては大きな差になるでしょうね。
【ガリウム緑 アイロン後】
ビン下も極めてスムーズに均一に塗れている
また私の場合は普通のデモ板なのでアイロン予温でも誤魔化せていたが、ファット板や、ましてやボードとかだと作業性は一気に変わるでしょうね。ボードとかであれば下手にアイロンで予温しよう等と考えず、ホットカーペットの上に置き上から毛布でもかけて2時間程置くだけでずいぶん違うでしょう。
【スクレイビング&ブラシ後】
ただホットカーペットだと表面温度は45度程度なので青や緑では厳しいでしょうが、ピンクや紫なら作業性も向上し仕上がりも良くなるんじゃないでしょうか。
というわけでググって見つけたのが下記。ペネトレーションヒーターを、お返した後に備えてちょっと研究してみようかな。正直、アイロンで気を使いながら予温ってのに戻る自信が無いf^_^;)