庵の湯 十津川温泉(奈良県吉野郡十津川村)

庵の湯 十津川温泉奈良県吉野郡十津川村
住所 奈良県吉野郡十津川村平谷865  
駐車場 なし(向かいの村営駐車場利用90分まで無料)
営業時間 10:00~21:00(閉館)
休業日 火曜
電話番号 0746-64-1100
料金 大人400円 小人200円

泉質  泉質:ナトリウム炭酸水素塩泉・塩化物泉  十津川2号泉7号泉の混合泉
訪問日 6月14日

千湯記さん主催の温泉ラリーのチェックポイントの温泉。今回は熊野詣の帰り道を十津川経由にとり、この温泉を選んだ。新宮市→熊野本宮間で6~7箇所。熊野本宮→温泉地温泉間で3~4箇所が未だ片側交互通行となっており、未だ山肌には大規模な土砂崩れのキズ跡が見受けられた。
当初、温泉地温泉の滝の湯まで行ったのだが、木曜で休み。再び十津川まで戻っての訪問となった。

当温泉は十津川村内6か所目の公衆浴場としてオープン。二津野ダム湖に向けた傾斜地に建っている。

建物入口にはいきなり飲泉設備。表示では「手湯」となっている。飲んでみると独特の苦味が感じられる。


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長い階段を降りていくと再び飲泉場(手湯)。その横に受け付けがある。受付でお金を支払い脱衣所へ。脱衣所はこじんまりとしているが手が行き届いている。ロッカーはコイン返却式である。

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浴場に入ると、大浴槽が一つ。他は何もなし。浴槽にはザブザブと源泉が注ぎ込まれていて少し熱めの42.8℃。湯の「かき混ぜ棒」も備えられているので自分で調節するようだ。いいな~この雰囲気。

露天風呂はないものの窓からのダム湖の眺望は抜群。熱い湯に半身を浸しながら遠くの山を眺めていると時間が経つのを忘れる。

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洗い場は4箇所程あるのだが、この洗い場の湯も源泉。しかも浴場が低い位置にあるせいか恐ろしく強い水圧である。源泉シャワーをアチコチにあててマッサージなんて超贅沢な使い方もできる。

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浴後はベンチを配した休憩コーナーからダム湖や鴨(居ついているだけで飼っている訳ではないそうだ)を見てホッと一息。そのコーナーの横には足湯設備。足湯といえども源泉ザブザブであることには違いない。

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女湯では奥さんは地元のおばちゃんと仲良くなり、昨年の台風12号の時の話を色々教えてもらったようだ。この台風では「庵の湯」も増水したダム湖の濁水に屋根まで浸かったのを復旧させたそうだ。

今は隅々まで手入れされ湯質、眺望、浴感とも最高!さすが千湯記さん推薦の温泉である。台風に負けるな!がんばれ十津川温泉郷!!

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