洋食屋牛銀 （三重県松阪市）
TEL 0598-26-7023
交通手段 松阪駅から 徒歩１０分 車は3分
営業時間 11:00～20:00
定休日 月曜日
個室 無
席数 36席 （1階カウンター8席、2階テーブル28席）
駐車場 有
松阪牛…全国から優秀な血統の子牛を導入し、松阪牛個体識別管理システムの対象地域で肥育された、未経産の黒毛和種の雌牛。典型的な松阪牛は兵庫県但馬地方より、生後７ヶ月～８ヶ月ほどの選び抜いた子牛を導入し、約３年間、農家の手で１頭１頭手塩にかけ、稲わら、大麦、ふすま、大豆粕などを中心に与えながら肥育されているそうです。（ちなみに「まつざかぎゅう」ではなくて「まつさかうし」）
で、松阪で牛といえば、やはりタクシーにのって「ぎゅうぎん」と呟くだけで到着するという創業九十年の老舗「牛銀」。客１名単価は大
体１万円位～。でも松阪で牛ならやはり………と思いきって？行ったのが「洋食屋牛銀」。「牛銀」じゃありませんよ、その隣にある「洋食屋牛銀」(^^ゞ
こちらは牛銀本店に比べ遥かにリーズナブルなメニューとなっています＼(^o^)／
車でなら近くまで行けば、電柱に「牛銀↑」の看板がやたらと付いているのでまず迷うことは無い筈。
【お店外観】
洋食屋牛銀
入口にも細かい細工が…
ちなみにこちらは牛銀本店
分厚い船板に刻んだ「青柳楼」の文字は“人には柳のように頭を低くして”という、今なお変わらぬ店の信条を表しているそうな
さすが商才の神様として有名な三井高利を産んだ町
平日火曜日午後２時前着ということもあり、並ぶ事も無く２階のテーブル席へ通される（１階はカウンター席）。「手狭な敷地に建てた感」があり結構急な階段ではあるのでお年寄り等は注意がいるかも。
【メニュー】
運良く並ぶ事はなかったが、メニューの一部はすでに売り切れ。この「売り切れ表」パウチしてあったくらいですから、毎日同じものが同じ順に売れ切れるんでしょう。この表↓に載っているメニュー狙いで行くのなら「１１時の開店狙い＆並ぶの必至」で臨む覚悟がいるんでしょうね。
【売り切れ(笑)表】
さて注文…運良く私の「狙い」は売り切れではなく、注文したのは………牛カツ丼(並)！！
待つ事１０分ちょっと。「ちょっと待った感」はありました。
【牛カツ丼（並）】
漬物・味噌汁付で８００円也
蓋を開けた瞬間から、更に食欲増加！
焦る心を押さえカツをゆっくり噛みしめる………美味～い！！
ご飯とカツを一緒に口に放り込む………美～味～い！！
かかっているデミグラスソースと肉の旨味、ご飯の旨味のバランスも良く、噛めば噛むほどに旨味が増す。味は「ちょっと濃いかな？」とも感じだが、特に嫌みもなく喉が渇く事も無い。
何気ない牛カツ丼でもちゃんと料理として接してくれているんでしょうね。老舗が片手間でやっている「なんちゃって○○」料理ではなさそうです。これでお値段８００円はリーズナブル。
ただ長い時は１時間待ち、なんてのもザラだそうなので、その辺は注意が必要。大体イライラしてまで食べる食事は胃に悪い（私が「並んで食べる」のが厭な理由のひとつ）。
まぁ店全体が手狭で店員さんの動線が良くなく一日働いたら膝に来そうなお店で、１時間待ちの行列なんて、土日の昼食時はさぞかし大変なんでしょうね。
平日（月曜定休）＆多少昼食の時間がずれても構わない人であれば、悠々と美味しい松阪牛をリーズナブルに楽しめます。運悪く混雑時に当たったら…一人を人質においといて、周囲の風情を楽しむのもいいかも(＠_＠;)
隣には直営の肉店もあるんですが…「コロッケ」は残念ながら商品には無し。まあ、松阪屈指の老舗にここまでＢ級グルメを期待するのも酷(^^ゞですね。
【本店のお客様をお見送りする仲居さん】
本店横の肉屋さん
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