<読売テレビ番組>東北の農作物、健康壊す…中部大教授発言

読売テレビ番組>東北の農作物、健康壊す…中部大教授発言
毎日新聞 9月6日(火)22時16分配信

 読売テレビ大阪市)系列の番組で、中部大の武田邦彦教授が岩手県一関市の放射線数値を示したうえで「東北の野菜や牛肉を食べたら健康を壊す」などと発言したとして、勝部修市長は6日、武田教授に抗議のメールを送ったことを明らかにした。番組は4日午後1時半から東北の一部で放送された「たかじんのそこまで言って委員会」。

 ◇一関市長がメールで抗議

 武田教授は子供の質問に専門家が答えるコーナーで、放射線量の高い地域として一関市を挙げ「今、東北で農作物を生産するのは間違い」などと発言。他の出演者が疑問を呈したのに対し、「取り消すつもりはない」と語ったという。

 勝部市長は「農家の感情を逆なでする非常識な発言だ」と指摘した。読売テレビ毎日新聞の取材に「武田先生に批判的な意見も入れて(放送して)いる。全体を見てもらえば、問題のある内容とは思わない」としている。

 武田教授は、地球環境問題で定説とは異なる主張を展開してから注目されるようになり、多くのバラエティー番組に出演し、著書を出版している。【湯浅聖一】

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たまたま日曜午後のこの番組を見ていたが、「やっぱり来たか」といった感じ。十把一絡げに「東北」と括ったことは問題はあるが。一関市長による「農家の感情を逆なでする非常識な発言だ」という発言は、逆に我々消費者の感情を逆なでする非常識な発言だと思う。地方自治を含むすべての政治家や専門家に今守って欲しいのは「食の安全」であり、「特定区域農家の利益」ではない。

ただ汚染された土地に何の措置を施すこともなく耕作させ「イチカバチカ」で出来た農作物の放射能を測って一喜一憂。これでは農家も気の毒だし国民も不安になるのも避けられない。除染をするならする。賠償するならする。しないならしない、はっきりした政策をたてるのが政治家の仕事。一関市が教授の発言を非常識と言う具体的で科学的な根拠は何なのか?こちらが聞きたいくらいである。(ただ除染には疑問を持っている。田畑を除染しても水は?山からやってくる・・・)

一関市の農家の多数が本当に、金を手に入れるために 東京電力に損害賠償をさせるのは厭で消費者に金を払って汚染物を食べさせることによって収入を得たいと望んでいるのか?
それならば、こちらはは自己防衛するしかない。生産者が毒物を出荷するなら、消費者はガイガー・カウンターを片手に買い物するしかない。

農作物が売れない被害は、当然東京電力に損害賠償請求をするのが筋。訴追せず待っているだけなら、東京電力は100年経っても賠償金を支払わない。

手の上げ先を間違っているよ。

それともう一つ。こんな子供の単純な質問にも答えられない事態を引き起こす原発。今すぐ全て止めろとはいわないが止めたものは動かさないでくれ。

20110908 youtubeの画像が削除されました。奇特にも文字起こしされている方のブログがありましたので、張替させていただきます。




たかじんのそこまで言って委員会 2011年9月4日 教育SP 5/5