太山寺温泉 なでしこの湯(神戸市西区)

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太山寺温泉 なでしこの湯(神戸市西区)  http://www.nadeshikonoyu.com/

泉質:単純弱放射能鉱泉(単純弱Rn泉)低張性、アルカリ性、冷鉱泉
ごろ寝:ごろ寝エリア有り
分煙:喫煙場は建物外に放り出されてます

古くより湯治場として人気の、関西ではめずらしいラジウム温泉
また弱アルカリ性の湯は肌当たりも良く、非常に温浴感も高い。寒い冬場には最適。

5~6年前までは、孤高の療養泉としてその地位を保っていた感があったが、昨今の日帰り温泉ブームの中で、生き残りをかけ、最近になって大改修を行ったようだ。雑感参照。

雑感:
そもそもラジウム泉はその湯気より成分を体内に取り込むものであるので、露天風呂は蛇足な筈。以前は浴室に入るとまさにミストサウナ状態で、一旦体が暖まると、洗い場にいても汗が止まらないといった感じであった。しかしながらブーム到来と共に健康な一般客が増加。普通の風呂の様に入浴し、ぶっ倒れる客も多かった。ノボセル手前まで入浴し洗い場に出てもミストサウナ状態なのだから無理もない。そのうち窓を開ける客も出てきだした。常連の爺様達から見れば蛮行なのであろうが、マジョリティーには勝てず以降数年が経過した。
今回、一年ぶりに往訪したが、いつの間にやら改修され、ラジウム泉にとっては禁忌の露天風呂ができた事には驚かされた。そのかわり(天井を除き)全ての窓が閉じられていた。
露天風呂の完成により一般温泉マニアはそちらに移動し、爺様たちはゆっくりラジウムミストに浸たれるようになった。

温泉側としても苦汁の選択だったのかも知れないし、贅沢をいえば、湯温は元の42度位にもどして欲しい(^^ゞとは思うが、「無くなっては困る」温泉なので頑張って欲しい。